ピリソアスここまでです!
ヒポリタでは、さらば。わが偉大な君へ、私の願いを
重ねてお伝えください。勝利について、
臆病な疑いを抱くつもりはありません。それでも、
不実な運命へ敢然と挑めるよう、力が
余り、溢れるほどであれと願います。急いで、あの方のもとへ。
蓄えが善き統治者を害することはありません。
ピリソアスあの方の大海には、私の哀れな雫など
要らぬと知っています。それでも雫は、
そこへ貢ぎを捧げねばならない。大切な乙女よ、
天が最も見事に調えた人々へ注ぐ、
最高の愛情の数々が、あなたの尊い心に
玉座を保ちますように!
エミーリアありがとう。すべてにおいて王者たる兄上へ、
よろしくお伝えください。兄上の勝利を
偉大なベローナへ願います。
地上の国では、贈り物のない願いは
理解されませんから、女神が好むと
教えられたものを捧げましょう。私たちの心は
兄上の軍勢に、その天幕にあります。
ヒポリタあの方の胸の中に。
私たちは兵士でした。友が兜をかぶり、
海へ船出するとき、泣くことはできません。
赤子が槍で串刺しにされた話や、女たちが
自分の子を殺して流した涙の塩水で、その亡骸を煮て——あとで食べた——話を聞いても。
もし私たちが糸を紡ぐ女のように泣くのを
見届けようと留まるなら、
あなたを永遠にここへ縛ることになります。
ピリソアスあなた方に平安を。
私はこの戦を追います!それが終われば、
もう何も求めるものはありません。
エミーリアあの方の切なる心は、
どこまでも友を追うのですね!友が去ってからは、
真剣さと腕を求める競技も、
心ここにあらぬ手で軽く済ませ、勝っても
気に留めず、負けても考えない。一つの仕事を
手でこなしながら、頭では別の仕事を指図し、
心は乳母のように、これほど異なる双子を等しく育てている。
わが偉大な君が出立してからのあの方を、
ご覧になりましたか?
ヒポリタ骨折って、よく見ました。
その姿ゆえ、いっそう愛しく思いました。あの二人は、
危険で貧しい片隅に幾度も一緒に身を潜め、
危難と欠乏を争わせた。小舟で
急流を下ったこともある。その轟く暴威は、
二人のうち弱い方一人でも恐ろしいほどだった。
死そのものが宿る場所で、ともに戦い抜いたこともある。
それでも運命は二人を連れ戻した。二人の愛の結び目は、
これほど真実に、長く、
深く巧みな指で結ばれ、織られ、絡み合い、
擦り切れることはあっても、決して解けない。思うに、
シーシアスは自分自身の審判にはなれません。
良心を二つに割り、どちらをいちばん愛するか、
両方に等しい正義を施すことはできない。
エミーリア疑いなく、
いちばん愛する方はいます。それがあなたではないと
言うほど、道理は無作法ではありません。私にもかつて、
遊び友達と幸せに過ごした時がありました。
あなたが戦へ行っていたころ、その娘は墓を豊かにし、
死の床を誇らしいものにして、月へ別れを告げた——
月は別れを悲しみ、青ざめて見えた——私たちが
ともに十一歳の時でした。
ヒポリタフラヴィーナね。
エミーリアええ。
あなたはピリソアスとシーシアスの愛を語る。
二人の愛には、もっと深い土台があり、成熟して味を増し、
強い判断で固く締められている。その必要も、
一人かもう一人が、絡み合った愛の根へ
水を注ぐものと言えるでしょう。けれど私と、
今、溜息とともに語ったあの娘は、無垢な存在だった。
ただ愛したから愛し、何を、なぜとも知らず、
それでも働きによって珍しい実りを生む
自然の元素のように、私たちの魂も
互いに働いた。あの娘が好きなものを、
私も正しいとした。嫌うものは退けた、
それ以上の吟味もなしに。私が摘み、
胸の間へ挿したい花があれば——おお、その胸はまだ
蕾のまわりで膨らみ始めたばかり——あの娘も
同じ花を手に入れるまで恋い焦がれ、
同じ無垢な揺り籠へ置いた。そこで二輪は、不死鳥のように
香りの中で死んだ。私の頭を飾るものは、
どれもあの娘の手本となった。あの娘の愛した飾り——かわいらしく、
おそらく何気なく身につけたもの——を、私は
いちばん大切な装いとして真似た。私の耳が
新しい調べを盗み聞きしたり、偶然
音楽の鋳型から生まれた歌を口ずさんだりすれば、
その音に、あの娘の心は滞在し——いや、住みつき——
眠りながらも歌った。この昔話は——
無垢な娘なら誰でも知るとおり、
古い輸入品の私生児みたいに割り込んできましたが——結局、
乙女と乙女の間の真実の愛は、
男女の愛より深くなりうる、と言いたいのです。
ヒポリタ息が切れているわ。
その猛スピードの長話は、ただこう言うためね——
あなたは乙女フラヴィーナを愛したようには、
男と呼ばれる者を決して愛さないと。
エミーリアええ、決して愛しません。
ヒポリタまあ、弱い妹ね。
この点では、もうあなたを信じられない——
あなた自身がそう信じているのは分かっていても——
欲しがるものすら嫌う、病んだ食欲を
信じられないのと同じ。けれど、妹よ、
もし私に、あなたの説得が実る余地があったなら、
今の言葉だけで、気高きシーシアスの腕から
私を振りほどくに十分だったでしょう。あの方の武運のため、
今から中へ入り、跪いて祈ります、
あの方の心の高い玉座を占めるのは、
ピリソアスよりも私たちだと、強く信じて。
エミーリアお姉様の信念に
反対はしません。でも、私は自分の信念を守ります。
