ディミートリアスさあ、誰に舌を切られ、誰に凌辱されたのか、
その舌で話せるものなら、行って話してみろ。
カイロン胸の内を書きつけ、何を言いたいか明かしてみろ。
その腕の切り株で、書記の真似ができるならな。
ディミートリアス見ろ、身振りと合図で、どんなふうに書き殴るか。
カイロン家へ帰り、甘い水を呼んで、手を洗え。
ディミートリアス水を呼ぶ舌も、洗う手もない。
だから、黙ったまま歩かせ、ここに残そう。
カイロンわたしなら、帰って首を吊る。
ディミートリアス縄を結ぶ手が、おまえにあればな。
マーカス誰だ。あんなに急いで逃げてゆくのは、姪ではないか。
姪よ、ひと言。夫君はどこだ。
夢ならば、全財産と引き換えに目を覚ましたい。
目覚めているなら、どこかの星よ、わたしを打ち倒せ。
永遠の眠りへ沈めるように。
話してくれ、優しい姪よ。どんな厳しく、情けを知らぬ手が、
おまえの体を切り、枝を払い、
二本の枝をむき出しに奪ったのだ。
あの美しい飾り、その輪を描く影で
王たちさえ眠りたいと願いながら、
おまえの愛ほど大きな幸福を得られなかった、あの腕を。なぜ、わたしに話してくれぬ。
ああ、温かい血の紅い川が、
風に揺らされ、湧き立つ泉のように、
薔薇色の唇の間で、満ちては引いている。
蜜の息に乗り、出ては戻りながら。
だが、きっとどこかのテレウスがおまえを汚し、
正体を明かされぬよう、舌を切ったのだ。
ああ、恥じて顔を背けるのだな。
これほど血を失っているのに、
三つの口から流れ出す水道のように血を流しているのに、
それでも頬は、ティタンの顔のように赤い。
雲に出会って、恥じらう太陽のように。
わたしがおまえに代わって話そうか。そうなのだと言おうか。
ああ、おまえの心がわかれば。あの獣が誰かわかれば。
罵りつくし、せめてこの胸を軽くできるのに。
隠された悲しみは、口を塞がれた炉のように、
抱えた心を、灰になるまで焼いてしまう。
美しいピロメーラーが失ったのは、舌だけだった。
長い刺繍布へ、胸の内を縫いつけることができた。
だが愛しい姪よ、その手立ても、おまえから切り取られた。
姪よ、おまえが出会ったテレウスは、もっと悪賢い。
ピロメーラーより巧みに縫えたはずの、
あの美しい指まで切り落とした。
ああ、あの怪物が、百合のような手を見ていたなら。
リュートの上で、ポプラの葉のように震え、
絹の弦に、口づけする喜びを与える手を。
命を懸けても、その手には触れなかっただろう。
あるいは、あの甘い舌が作る
天上の調和を聞いていたなら、
ナイフを落とし、眠りへ倒れただろう。
トラキアの詩人の足もとに伏す、ケルベロスのように。
さあ行こう。おまえの父上の目を見えなくしてしまおう。
この姿を見れば、父親の目は光を失う。
一時間の嵐でも、香る草地を水に沈める。
父上の目が、何か月も涙を流せば、何が沈むだろう。
後ずさりしないでくれ。われらも、ともに悲しむ。
ああ、われらの嘆きが、おまえの苦しみを和らげられたなら。
