ヘンリー六世 第二部
第 4 幕 第 6 場
ジャック・ケイドほかの者たち登場。ケイドは、杖でロンドン・ストーンを打つ。
ケイド今や、モーティマーが、この都の支配者だ。ここ、ロンドン・ストーンに座し、命じ、布告する。わが治世の最初の一年、市の費用により、小便水道からは、クラレット・ワインだけを流せ。さらに、今よりのち、私をモーティマー卿以外の名で呼ぶ者は、誰であれ、反逆罪とする。
兵士が、走って登場。
兵士ジャック・ケイド! ジャック・ケイド!
ケイドそこで、打ち倒せ。
兵士たちが、その者を殺す。
スミスこの男が賢いなら、二度と、あなたをジャック・ケイドとは呼ばぬでしょう。十分に、はっきりした警告を受けたと思います。
ディック閣下、スミスフィールドに、軍勢が集まっております。
ケイドならば、行って、奴らと戦おう。だが、その前に、ロンドン橋へ火を放て。そして、できるなら、ロンドン塔も焼き払え。来い、行くぞ。
一同退場。
