冬物語
第四幕第一場
時が、口上役として登場
時ある者を楽しませ、すべての者を試し、
善人にも悪人にも喜びと恐れを与え、
過ちを生み、また明らかにする私が、
今、「時」の名において翼を使います。
十六年をひと飛びに越え、その長い隔たりに
起きた成長を描かずにおくことを、
私にも、この素早い道行きにも、罪とはなさらぬよう。
私には法を打ち倒し、自ら生んだ一時間のうちに
習慣を植えつけ、また押し流す力があります。
最古の秩序が生まれる前も、今認められたしきたりの前も、
私は同じ私であった。そのすべてをもたらした時代を
見届けてきました。今この瞬間に君臨する最新のものも
同じように見届け、この現在の輝きを古びさせます。
私の物語が現在には古く見えるように。
皆様の忍耐がこれを許すなら、私は砂時計を返し、
皆様がそのあいだ眠っていたかのように、
場面を大きく育てましょう。
リオンティーズは去り、愚かな嫉妬の結末を深く嘆いて
身を閉ざしたままと想像してください。
そして優しい観客の皆様、私は今、
美しいボヘミアにいるとお考えください。
以前、王に一人の息子がいると申しました。
ここでその名をフロリゼルとお知らせします。
さらに足を速め、今や驚くほど優美に成長した
パーディタについて語りましょう。
この先、彼女に何が起こるか、予言はいたしません。
「時」の知らせが生まれ出たとき、お知りください。
羊飼いの娘と、彼女にまつわり、このあと続くものが、
「時」の物語です。どうかお許しください。
以前もっとつまらぬことに時を費やしたことがあるなら。
もし一度もないなら、「時」自身が申します。
これからも決して、そんな時をお過ごしになりませぬようにと。
退場
