二人の貴公子
第 3 幕 第 4 場
獄吏の娘、登場。
獄吏の娘とても寒い。星もみんな出ている、
小さな星、飾り紐の先みたいな星が全部。
お日様に私の愚かさを見られた。パラモン!
ああ、違う!あの方は天国。——私は今どこ?——
向こうに海、あそこに船。なんて揺れてるの!
水の下には岩が、じっと待ち構えている。
今、今、船がぶつかる。今、今、今、
穴が開いた、大きな穴。みんなの叫び声!
船尾を風に向けて走らせて、でないと全部失う。
帆を一枚か二枚揚げ、上手回しよ、みんな。
おやすみ、おやすみ。もう沈んだ。——お腹がぺこぺこ。
立派な蛙が見つかればいいのに!蛙なら、
世界中の便りを教えてくれる。それから私は
ざる貝の殻を大船にして、
東北東へ、小人の王様の国まで帆走する、
あの王様は占いがとても上手。さあ、父さんは、
二十対一の賭けで、あっという間に縛り上げられ、
明日の朝には吊られる。私は一言も言わない。
歌う。
獄吏の娘緑の上着を、膝から一尺上で切りましょう。
黄色い髪を、目の下一寸で刈りましょう。
ヘイ、ノニー、ノニー、ノニー。
あの人は私に白馬を買って、旅へ出してくれる、
私は広い広い世界を巡り、あの人を捜す。
ヘイ、ノニー、ノニー、ノニー。
ああ今、ナイチンゲールみたいに、
胸を押し当てる棘が欲しい!でないと独楽みたいに眠ってしまう。
退場。
