獄吏の娘あの方、私が言った茂みを取り違え、自分の
思う方へ行ってしまった。もう朝も近い。
構わない。ずっと夜ならいいのに、
闇が世界の王なら!——聞いて!狼だわ。
悲しみが私の恐れを殺した。気にかかるのは、
たった一つ、パラモンだけ。
狼に噛み砕かれたって構わない、
あの方にこのやすりを渡せるなら。大声で呼んだら?
呼べない。叫んだら、どうなる?
答えがなければ狼を呼ぶだけ、
あの方にしてあげられるのは、それだけ。夜通し、
妙な遠吠えが聞こえた。ひょっとして、
あの方を餌食にしたのでは?武器もなく、
走ることもできない。足枷の鳴る音が
獰猛な獣を呼び寄せる。獣には
丸腰の人間を見分ける勘があり、
抵抗のない場所を嗅ぎつける。そう決めよう、
あの方は八つ裂きにされた。狼どもが群れて吠え、
それからあの方を食べた。それで終わり!
さあ、勇気を出して弔いの鐘を鳴らせ。そうしたら私は?
あの方が消えれば、何もかも終わる。違う、嘘だ。
父さんは、あの方を逃がした罪で絞首刑。
私は乞食になる、もし命を惜しみ、
自分のしたことを否定すれば。でも、そんなことはしない、
死が一ダース襲ってきても。——頭がぼんやりする。
二日間、何も食べていない——
水を少しすすっただけ。目も閉じていない、
まぶたが涙の塩を拭った時のほかは。ああ、
私の命よ、溶けてしまえ!正気を乱さないで、
さもないと溺れ、刺し、首を吊ってしまう!
ああ、人の本性よ、私の中ですべて一緒に崩れろ、
いちばん頼れる柱が曲がってしまったのだから!——さて、どちらへ?
いちばん良い道は、墓へいちばん近い道。
そこを外れる一歩一歩が拷問だ。ほら、
月は沈み、こおろぎが鳴き、金切り声の梟が
夜明けを呼ぶ!すべきことはすべて済んだ、
私が果たせずにいることのほかは。肝心なのは、これ——
終わり。それがすべて。
