ガワーペリクリーズはタイアへ着き、
歓迎され、望みどおり地位へ戻ったと、ご想像を。
悲しみの王妃は、エフェソスに残します。
そこでダイアナに誓願を立てた巫女となった。
今はマリーナへ、心を向けてください。
速く育つわが芝居が、次に見つける娘は
タルソスで、クリーオンから
音楽と学問を教えられている。
教育から、あらゆる優美を身につけ、
誰もが驚嘆する、その中心、
その座を占める娘になった。だが、ああ、
怪物「嫉妬」は、正当に得た称賛を
たびたび難破させるもの。裏切りの刃で、
マリーナの命を奪おうと狙う。
クリーオンにも一人娘がおり、
すっかり成長して、
婚礼を挙げるにも熟した乙女。
その名はフィロテン。
物語が確かに伝えるところでは、この娘は
いつでもマリーナと一緒にいた。
長く、細く、乳のように白い指で、
ほぐした絹糸を織るときも。
鋭い針で薄布を傷つけながら、
傷つけることで、かえって丈夫にするときも。
あるいはリュートに合わせて歌い、
嘆きの調べを絶えず刻む夜の鳥を、
黙らせるときも。あるいは豊かで確かな筆を振るい、
女主人ダイアナにさえ頭を垂れさせるときも。
いつもこのフィロテンは、技比べで
完璧なマリーナへ挑んだ。まるで
鴉が、パフォスの白鳩と
羽の白さを競うように。
称賛はすべてマリーナのもの。
贈り物ではなく、借りを返すように支払われる。
そのためフィロテンの優れたところは、
ことごとく影に沈んだ。クリーオンの妻は、
並外れた嫉妬に駆られ、善きマリーナのため、
すぐにも人殺しを用意する。
娘を、この殺人によって、
並ぶ者なき乙女にするために。
悪しき思いへ、さらに早く手を貸すように、
乳母のライコリダは、すでに死んでいる。
呪われたダイオナイザは、
怒りをたっぷり孕んだ道具を、
この一撃のため、すぐ使えるよう備えた。
まだ生まれぬ出来事は、皆様のお楽しみに委ねましょう。
ただ私は、翼ある時を運びます。
足の萎えた、この韻に乗せて速足で。
皆様の思いが、私と同じ道を進まなければ、
こうして運ぶことなど、できはしません。
さあ、ダイオナイザが姿を現します。
人殺しのリオニンを連れて。
