フランス王ジャン突然の闇が空の顔を塗り潰した。
風は恐れて洞穴へ這い込み、
木の葉は動かず、世界は息を潜めて静まり返る。
鳥は歌をやめ、さまよう小川も
岸辺へいつもの挨拶を囁かぬ。
沈黙は何かの奇跡に付き従い、
天が予言を告げるのを待っている。
この沈黙はどこから、誰から来る、シャルル?
シャルル兵どもは口を開け、目を見張って、
互いを見つめています。まるでそれぞれが、
相手の言葉を待つかのように。されど誰一人、口をきかぬ。
舌を縛る恐怖が真昼を真夜中に変え、
目覚めた世界の隅々で、言葉を眠らせています。
フランス王ジャンつい今しがたまで、華麗な太陽は、誇りも高く、
黄金の馬車から世界を見渡していた。
それが突然、姿を隠した。
今や地下の国さえ墓のようだ、
暗く、死に満ち、静まり、慰めもない。
フランス王ジャン聞け! 何という死を呼ぶ叫びだ!
シャルル弟のフィリップが来ます。
フランス王ジャンすっかり取り乱している——
フランス王ジャンその顔つきは、どんな恐ろしい言葉を予告している?
フィリップ飛ぶ群れだ、逃げろ!
フランス王ジャン臆病者、何が逃げる? 嘘をつくな、逃げる必要はない。
フィリップ飛ぶ群れだ!
フランス王ジャン臆した力を奮い起こし、話し続けろ、
その恐怖の正体を、
おまえの顔におぞましく印された恐怖の正体を。
何があった?
フィリップ醜い鴉の群れが飛び、
不吉に鳴き、兵たちの頭上を舞っています。
三角や角張った四角の隊形を保ち、
まさに我が軍の戦列どおりに。
やつらが近づくと、この突然の霧が立ちこめ、
今や天の空なる床を覆い隠し、
真昼を、不自然な夜に変えました、
震えおののく世界の上で。
要するに、兵どもは武器を取り落とし、
姿を変えられた像のように立ち尽くし、
血の気なく青ざめ、互いを見つめています。
フランス王ジャンそうか、今、予言を思い出した。
だが恐怖に、入り口を与えてはならぬ——
戻って、この屈しかけた魂どもを奮い立たせよ。
伝えろ、鴉は武装した兵どもを見て——
これほど多くの立派な兵が、飢えた少数を相手にするのを見て——
ただ我らの手柄を食らいに来たのだ、
我らが殺す屍肉をついばむためだとな。
死にかけて倒れた馬を見れば、
まだ死んではいなくとも、貪欲な鳥どもは
その命が去るのを見張って止まる。
それと同じく、あの鴉どもは、死ぬ印をつけられた
哀れなイングランド人の死骸を求めて、
空を舞っている。もし我らへ鳴くのなら、
我らが殺して与える肉をねだっているだけだ。
行け、兵たちを励ませ。
ラッパを鳴らし、一気に片づけよ、
この愚かなまやかしの、ささやかな仕事を。
隊長ご覧ください、陛下。この騎士と、さらに四十人が——
その大半は討たれるか逃げましたが——
力のかぎり我が戦列を破ろうとし、
包囲された王子への道を開こうとしました。
陛下のお望みのまま、この男をご処置ください。
フランス王ジャン兵よ、行け。次に見つけた木の枝を、
直ちにこやつの体で辱めよ。
フランスの木はどれも、上等すぎると思うがな、
イングランドの盗人を吊るす絞首台にするには。
ソールズベリーノルマンディー公、私は殿下の通行証、
この国を安全に通る保証を持っております。
シャルルヴィリアーズがおまえのために手に入れた。そうだな?
ソールズベリーさようです。
シャルルその証は有効だ。自由に通ってよい。
フランス王ジャンああ、自由に絞首台まで行き、吊られるがよい、
拒まれることも、邪魔されることもなくな——
こやつを連れて行け。
シャルル陛下、まさか私をこれほど辱め、
紋章印に込めた信義を打ち砕かれはしますまい。
こやつには、破られたことのないわが名を示す証がある、
この王子たる手で、はっきり書き記されたものが。
王子の確かな裁定を破るくらいなら、
王子であることをやめる方がましです。
お願い申し上げます。静かに通してやってください。
フランス王ジャンおまえも、おまえの言葉も、私の命令に服す。
おまえに約束できて、私に破れぬものがあるか?
この二つのうち、より大きな恥辱はどちらだ、
父に背くことか、自分に背くことか?
おまえの言葉も、誰の言葉も、その力を越えられぬ。
力の及ぶかぎり言葉を守る者は、
決して言葉を破ったことにはならぬ。
信義を破る罪は、魂の同意に宿る。
おまえ自身が同意せず、それを破るなら、
信義を破った責めは、おまえにはない——
行け、こやつを吊るせ。おまえの許可は私の内にあり、
私の強制が、おまえの言い訳となる。
シャルル何ですと、私は自分の言葉を守る兵士ではないのか?
ならば武器よ、さらば。戦いたい者に戦わせよ。
私は腰から、自分の帯一本さえ
後見人に止められずに与えられないのか、
おまえの物を勝手に与えるな、と?
魂にかけて、もしウェールズ公エドワードが
言葉を懸け、高貴な手で書き記し、
陛下の騎士全員に、父王の国を通る許しを与えたなら、
その王は、勇ましい息子を称えるため、
彼らに安全な通行を許すだけでなく、
惜しみない宴で、彼らと供の者をもてなしたでしょう。
フランス王ジャン先例にこだわるのか? ならば、そうしよう——
申せ、イングランド人、おまえはどの身分だ?
ソールズベリーここでは捕虜でも、イングランドでは伯爵。
私を知る者は、ソールズベリーと呼びます。
フランス王ジャンではソールズベリーよ、どこへ向かうのか申せ。
ソールズベリーわが君エドワード王がおられる、カレーへ。
フランス王ジャンカレーへ、ソールズベリー? ならばカレーへ急げ。
そして王に、高貴な墓を用意せよと伝えろ、
王子たる息子、黒太子エドワードを納める墓を。
ここから西へ旅をする途中、
二里ほど先に、そびえ立つ丘がある。
その頂は果てしなく見える。抱き締める空が
高い頭を、青い胸に隠しているからだ。
その高い頂へ足が届いたら、
振り返り、眼下の低い谷を見よ、
つい先ほどまでは低かったが、今は武器で誇り高くなった谷を。
そしてそこから、哀れなウェールズ公を見よ、
鉄の輪でぐるりと囲まれた姿を。
その光景を見たら、カレーへ全速で馬を飛ばし、
王子は殺されたのではなく、窒息させられたと告げよ。
そして王に伝えろ、災いはこれだけではない、
王が思うより先に、この私が挨拶に行くとな。
行け、立ち去れ。我らの砲撃は煙だけでも
敵の息を詰まらせる、弾が当たらずとも。
