アントニーいや、いや、オクテイヴィア、それだけではないのだ——
それだけなら弁解も立とう、それも、それに類する
ほかの千のことも——だがあの男はポンペイに対して
新たな戦を起こした。遺言状を作り、それを
公衆の耳に読み聞かせた。
私のことはろくに語らなかった。どうしても
名誉ある言葉を私に払わねばならぬときには、冷たく、病んだように
それを吐き出した。この上なく狭い尺度しか貸してくれなかった。
最良の機会が与えられても、それを取らず、
取ったとしても歯の先だけだった。
オクテイヴィアおお、我が善き夫よ、
何もかも信じないでください。あるいは、信じねばならぬとしても、
何もかも呑み込まないでください。この分裂が起これば、
双方のために祈りながら間に立つ、私ほど
不幸な女はかつていなかったことになります。
善き神々は、私が
「おお、我が主、我が夫を祝福したまえ!」と祈るや否や、
その祈りを打ち消させるでしょう、同じだけ大きな声で
「おお、我が兄を祝福したまえ!」と叫ばせて。夫が勝て、いや兄が勝て、
そう祈りながら、その祈りを自ら壊してしまう。この両極の間に
中道はまったくないのです。
アントニー優しいオクテイヴィア、
あなたの最良の愛を、それを最もよく保とうとする側へ
向けてくれ。もし私が名誉を失えば、
私は自分自身を失う。あなたのものでありながら枝葉をすべて失うくらいなら、
あなたのものでないほうがましだ。だが、あなたが願われたとおり、
あなた自身が我らの間を取り持たれるがよい。その間に、
私は戦の支度を整えよう、
あなたの兄君に汚点を残すような戦の。できるかぎり早く発たれよ。
そうすればあなたの望みはあなたのものになる。
オクテイヴィアありがとうございます。
権力のジョーヴが、私をこの上なく弱く、この上なく弱く、
あなた方の和解者にしてくださいますように! お二人の間の戦は、
世界が裂けて、討たれた者たちが
その裂け目を埋めるようなものになりましょう。
アントニーこれがどこから始まったのかがあなたに分かったとき、
その方向へ不興を向けてくれ。我らの過ちが
まったく等しいということはありえぬ以上、
あなたの愛がそれと等しく動くこともありえぬ。出立の支度をなさい。
お供は自分で選び、心の望むままの費用を
命じるがよい。
