ヴェローナの二紳士
第 5 幕 第 3 場
無法者たち、シルヴィアを連れて登場。
第一の無法者さあ、さあ、
おとなしく。我らの頭領のところへ連れていかねばならん。
シルヴィアこれよりひどい災いを、もう千もくぐってきた、
おかげで、これにも静かに耐えるすべを覚えたわ。
第二の無法者さあ、連れていけ。
第一の無法者この女と一緒にいた紳士はどこだ?
第三の無法者足が速く、我らを振り切った。
だがモイセスとヴァレリアスが追っている。
お前は女を連れ、森の西の端へ行け。
そこに頭領がいる。我らは逃げた男を追う。
藪は包囲してある。逃げられん。
第一の無法者さあ、頭領の洞穴へ連れていくぞ。
恐れるな。頭領は名誉を重んじる、
女に無法な真似はせん。
シルヴィアああ、ヴァレンタイン、あなたのために私はこれを耐える!
一同退場。
