マクベス
第 5 幕 第 4 場
太鼓と軍旗。マルコム、老シーワードとその息子、マクダフ、メンティース、ケイスネス、アンガス、レノックス、ロス、兵士たち、行進して登場。
マルコムご一同、寝所が安全な日々の戻るのも、
もう間近と願いたい。
メンティース疑ってはおりません。
シーワード目の前のこの森は、何という森だ。
メンティースバーナムの森でございます。
マルコム兵のひとりひとりに、枝を一本ずつ切らせて、
それを掲げて進ませよ。そうすれば、わが軍の数は
影に隠れ、敵の物見の報告を、
狂わせることができよう。
兵士たち仰せのとおりに。
シーワード聞くところでは、あの自信たっぷりの暴君は、
いまだにダンシネインに籠って、われらの攻囲を、
受けて立つ構えとのこと。
マルコムそれこそ、あの男の一番の頼みの綱なのです。
逃げる隙さえあれば、
身分の上下を問わず、みなあの男に反旗を翻し、
残って仕えているのは、無理強いされた者たちばかり——
その心は、とうに離れております。
マクダフ正しい見立ては、
事の成り行きを見てからにして、今はただ、
励むべき武人の務めを身にまといましょうぞ。
シーワード時は近づいている——
何がわれらの持ち分で、何がわれらの借りなのか、
きっちりした裁定で、思い知らせてくれる時が。
思案の言葉は、あやふやな望みを語るだけ。
確かな決着は、剣の一撃が裁くもの。
それを目指して、軍を進めよ。
一同、行進して退場。
