メンティースイングランド軍は近い。率いるのはマルコム、
その叔父上のシーワード、そして良きマクダフだ。
復讐の炎が、彼らの中で燃えている。あれほど深い恨みとあらば、
血を流す非常呼集の太鼓に、
世を捨てた行者でさえ、奮い立とうというもの。
アンガスバーナムの森のあたりで、
うまく合流できよう。あの道を、こちらへ向かっている。
ケイスネスドナルベインは、兄君と一緒だろうか。
レノックス確かに、おられません。私は貴顕の方々の
名簿を持っておりますが、そこにはシーワードの子息と、
初々しい若者たちが大勢——今まさに、
男になったばかりだと名乗りを上げる若者たちが。
メンティース暴君は、どうしている。
ケイスネス大ダンシネインの守りを、固めに固めている。
気が狂れたと言う者もいれば、憎しみの薄い者たちは、
勇者の激怒と呼んでいる。だが、確かなのは、
病みほうけた身代を、
統率の帯で締めくくれずにいることだ。
アンガス今こそあの男も、感じていよう、
人知れず重ねた殺しが、両の手にこびりついているのを。
分刻みの謀反が、おのれの信義破りを責め立てる。
命じられて動く者たちは、命令ゆえに動くだけで、
忠愛のかけらもない。今こそあの男も、感じていよう、
王の称号が、その身の上でだぶついているのを——
小人の盗人が羽織った、
巨人の衣のように。
メンティースそれなら、誰が責められよう、
あの男の苛まれた五感が、すくみ、飛び上がるのを。
あの男の内にあるものすべてが、
そこにいるおのれ自身を、責め苛んでいるのだから。
ケイスネスよし、進軍しよう、
忠誠を、まことに捧げるべきお方へ捧げるために。
病んだ国の薬たるお方を迎えに行き、
その方とともに、この国の血の清めに、
われらの一滴一滴を注ぎ込もう。
レノックスあるいは、入り用なだけを——
王者の花に露を降らせ、雑草どもを溺れさせるだけの量を。
バーナムへ向けて、進軍だ。
