ウォリック信じてください、卿よ。これまで、すべて順調です。
民衆が、群れをなして、次々と、われらのもとへ集まっています。
ウォリックだが、ご覧ください。サマセットとクラレンスが来る!
お二人とも、ただちに答えてください。われらは皆、味方ですな?
クラレンスその点は、ご心配なく、卿よ。
ウォリックならば、心優しきクラレンス、ウォリックのもとへ、よく来られた。
サマセットも、歓迎します。高潔な心を持つ者が、
愛の証しとして、包み隠さぬ手を差し出し、誓ったところで、
なお疑い続けるのは、臆病だと、私は思う。
そうでなければ、エドワードの弟クラレンスは、
われらの企てへ加わる、見せかけの友にすぎぬとも、思えたでしょう。
だが、愛するクラレンス、よく来られた。わが娘は、そなたのものだ。
さて、残るは何か? 夜の覆いの中、
そなたの兄が、油断して野営し、
その兵は、周りの町々へ宿を取り、
自身は、僅かな守りだけを従えている。
ならば、われらの望むまま、奇襲して捕らえられよう。
斥候たちは、この冒険が、いとも容易だと見定めた。
かつて、ユリシーズと勇猛なディオメーデスが、
計略と勇気をもって、レーソスの陣へ忍び入り、
そこから、運命を決するトラキアの馬を奪ったように、
われらも、夜の黒い外套に、よく身を隠し、
不意を突いて、エドワードの守りを打ち破り、
本人を捕らえられる。殺すとは言わぬ。
私の狙いは、ただ、奇襲して捕らえることだけだ。
この企てに、私とともに進む者は、
指揮官と声を合わせ、ヘンリーの名を讃えよ。
ウォリックよし、ならば、静かに出発しよう。
ウォリックと、その友のために、神と聖ジョージよ!
