マーシアス向こうから知らせが来る。賭けよう、両軍は出会ったぞ。
ラーシアス私の馬をあなたの馬に賭けて、いや、まだだ。
マーシアス決まりだ。
ラーシアス承知。
マーシアス言え、我らの将軍は敵と出会ったか?
使者両軍は互いに見える所におります。ですが、まだ言葉を交わしておりません。
ラーシアスそれでは、よい馬は私のものだ。
マーシアスその馬は買い取ろう。
ラーシアスいや、売りも与えもしない。貸してさしあげよう、
五十年ばかり。町へ降伏を呼びかけろ。
マーシアスその両軍はどれほど離れている?
使者一マイル半のうちです。
マーシアスでは、敵の出陣合図が我らに聞こえ、我らのが敵に聞こえよう。
さあ、マルスよ、お願いだ、我らの仕事を速くしてくれ、
湯気の立つ剣を提げてここから進み、
野にいる味方を助けられるように! さあ、その角笛を吹き鳴らせ。
マーシアスタラス・オーフィディアスは、そちらの城壁の内にいるか?
第一の元老いない。そして、あの男ほどお前を恐れぬ者もいない——
その恐れとは、ほんのわずかにも及ばぬものだがな。
第一の元老聞け! 我らの太鼓が
若者たちを繰り出している。我らは自分で城壁を破ろう、
お前たちに囲い込まれるくらいなら。まだ閉じているように見える門は、
藺草で留めてあるだけだ。
ひとりでに開くだろう。
第一の元老聞け、遠くだ!
あそこにオーフィディアスがいる。耳を澄ませ、あの男が
二つに割れたお前たちの軍の中でどんな仕事をしているか。
マーシアスおお、始まったぞ!
ラーシアス敵の物音を我らの指図としよう。梯子を、それ!
マーシアス奴らは我らを恐れず、町から打って出てくる。
さあ、盾を心臓の前に構えろ。そして戦え、
盾よりも堅固な心で。進め、勇敢なタイタス。
奴らは我らの思う以上に我らを侮っている。
それが怒りの汗を噴かせる。来い、仲間たち。
退く者はヴォルサイ人と見なす、
この刃を味わわせてやる。
マーシアス南のあらゆる悪疫がお前たちに降りかかれ、
ローマの恥さらしどもめ! この群れの——腫物と疫病が
お前たちを塗り固めて、見られる前から
忌み嫌われ、風上一マイル先まで
互いにうつし合うがいい! 鵞鳥の魂のくせに
人の形をした奴らめ、よくも猿にも負けるような
奴隷どもから逃げたな! プルートーと地獄にかけて!
傷はみな背中、背は赤く、顔は青い、
逃亡と瘧のような恐怖で! 立て直して突っ込め、
さもなくば、天の火にかけて、敵を捨て置いて
お前たちと戦うぞ。よく考えろ。来い。
踏みとどまるなら、奴らを女房のところまで叩き返してやる、
奴らが我らを塹壕まで追ったようにな。
マーシアスよし、今、門が開いた。さあ、よい後詰ぶりを見せろ。
運が門を広げるのは追う者のためだ、
逃げる者のためではない。私を見ていろ、そして同じようにやれ。
第一の兵士向こう見ずだ。俺は行かん。
第二の兵士俺も行かん。
第一の兵士見ろ、閉じ込められた。
一同釜茹でだな、間違いない。
ラーシアスマーシアスはどうなった?
一同討たれました、間違いなく。
第一の兵士逃げる敵のすぐ踵に食らいついて、
一緒に門を入られました。すると敵は突然、
門を閉ざした。あの方はただ一人で、
町じゅうを相手取っておいでです。
ラーシアスおお、気高い男よ!
感覚を持ちながら、感覚のない自分の剣より大胆に踏み込み、
剣が撓むときにも立ち続ける。お前は置き去りにされた、マーシアス。
お前ほどの大きさの紅玉がまるごとあったとしても、
これほど豊かな宝石ではあるまい。お前は兵士だった、
ケイトーの望みどおりの。打ち込みにおいて猛々しく恐ろしいだけでなく、
その厳しい面と、
雷のように打ちつける声の響きで、
お前は敵を震わせた、まるで世界が
熱病にかかって戦慄したかのように。
第一の兵士ご覧ください。
ラーシアスおお、マーシアスだ!
助け出すか、我らも共にここへ残るかだ。
