王そのため息には、その深い胸の波立ちには、訳があるはず。
訳してもらわねばならん。わしらが分かっておくべきことなのだからな。
そなたの息子は、どこにいる。
王妃しばらく、この場を外してちょうだい。
王妃ああ、あなた、今夜わたくしは、なんというものを見たことでしょう。
王何だ、ガートルード。ハムレットがどうかしたのか。
王妃海と風が、どちらが強いかと争うときのように、
荒れ狂っておりました。あの手のつけられぬ発作の中で、
壁掛けの後ろに何かの動く音を聞きつけると、
剣を引き抜き、「鼠だ、鼠だ!」と叫んで、
その狂った思い込みのまま、姿の見えぬ、
あの善良な老人を殺してしまったのです。
王おお、重い仕業だ。
わしがそこにいたら、わしがそうなっていたところだ。
あれを野放しにしておくのは、皆にとって脅威のかたまり——
そなた自身にも、わしにも、誰にとってもだ。
ああ、この血なまぐさい仕業の申し開きを、どうすればよい。
責めは、わしの上に着せられよう。先を見る心があれば、
この狂った若者を、短い綱で繋ぎ、抑えつけ、
人前から遠ざけておくべきだったのだからな。だが、あまりに深い愛情ゆえ、
何が一番ふさわしい手立てかを、分かろうとしなかった。
たちの悪い病気を抱えた者が、
世間に知られるのを恐れるあまり、命の髄まで
病に食わせてしまうように。あれは、どこへ行った。
王妃自分の殺した亡骸を、引きずって片付けに。
その亡骸を前にして、あの子の狂気そのものが、
卑しい鉱石の山に混じった金のひと筋のように、
清らかなところを見せました。自分のしたことを、泣いているのです。
王おお、ガートルード、参ろう。
太陽が山々に触れると同時に、
あれを船で送り出す。そして、この忌まわしい仕業は、
わしの王威と手腕のすべてをもって、
庇いもし、言い繕いもせねばならん。——おおい、ギルデンスターン!
王ふたりとも、行って、加勢の者を集めてくれ。
ハムレットが、乱心してポローニアスを殺し、
母親の部屋から、引きずり出して行った。
探し出してくれ。言葉は穏やかにな。そして亡骸は、
礼拝堂へ運んでおくのだ。頼む、急いでくれ。
王さあ、ガートルード、一番賢い重臣たちを呼び集めて、
知らせておこう——わしのこれからするつもりのことも、
時ならず起きてしまったことも。そうすれば、うまくいけば、中傷の毒矢も——
その囁きは、世界の直径の端から端まで、
大砲が的を撃ち抜くのと同じ狙いの確かさで、
毒の弾を運ぶものだが——わしらの名を逸れて、
傷つきようのない大気を撃ってくれるかもしれん。おお、参ろう。
わしの魂は、乱れと動転でいっぱいだ。
