第一の元老では、あなたの考えでは、オーフィディアス、
ローマの者どもが我らの評議に入り込み、
我らの動き方を知っているというのですな。
オーフィディアスあなたのお考えは違いますか。
この国で企てられたことのうち、
ローマに出し抜かれる前に実行に移せたものが、
ひとつでもありましたか。四日と経っていない、
あちらから知らせを受けてから。文面はこうです。たしか
手紙をここに持っている。ええ、これです。
オーフィディアス「彼らは兵を徴集した。だが東へ向けるか西へ向けるかは
知られていない。飢饉は激しく、
民衆は騒いでいる。そして噂では、
コミーニアス、あなたの古い敵マーシアス——
この男はあなたよりもローマでこそ憎まれている——
それに、きわめて勇猛なローマ人タイタス・ラーシアス、
この三人がこの支度を率いて、
向かうべき先へ向かう。おそらくはあなた方へでしょう。
お考えください。」
第一の元老我らの軍はすでに野にある。
ローマがいつでも我らに応じる用意があると、
疑ったことは一度もない。
オーフィディアスまた、あなた方は愚かとも思わなかった、
大きな企てを、どうしても姿を現さねばならぬ時まで
覆い隠しておくことを。ところがそれは、孵る前から
ローマに見えていたらしい。露見によって
我らの狙いは切り詰められる。狙いとは、
ローマが我らの動きを知るより先に、
多くの町を取ることだった。
第二の元老気高いオーフィディアス、
任命状をお受けなさい。急いで部隊へ向かわれよ。
コリオライの守りは我らに任せていただきたい。
敵が城下に陣を敷いたら、それを追い払うために
軍を連れて来てください。だが思うに、
敵は我らへの備えなどしていない。
オーフィディアスおお、それはお疑いなく。
私は確かなことから話している。いや、それどころか、
敵の兵力の幾隊かはすでに出発し、
向かう先はここだけだ。ではご一同、失礼する。
もし私とケーイアス・マーシアスが出会うことがあれば、
一方が動けなくなるまで打ち合うと、
二人の間で誓ってある。
一同神々のご加護を!
オーフィディアスあなた方の名誉もご無事で!
第一の元老さらば。
第二の元老さらば。
一同さらば。
