ポンペイ偉大な神々が正しくあるならば、最も正しい者の行いを
助けてくださるはずだ。
メネクラティーズ心得ておかれよ、立派なポンペイ、
神々は遅らせることはあっても、拒むわけではありませぬ。
ポンペイ我らが神々の玉座へ願い出ている間に、
願っているものそのものが朽ちていく。
メネクラティーズ我らは自分を知らぬがゆえに、
しばしば自らの害を願う。それを賢い力は
我らの善のために拒まれる。そうして我らは
祈りが叶わぬことによって利を得るのです。
ポンペイ私はうまくいくだろう。
民は私を愛し、海は私のものだ。
私の力は満ちていく月であり、私の占う希望は
やがて満月になると告げている。マーク・アントニーは
エジプトで食卓に着いていて、戸の外では
戦をするまい。シーザーは心を失う場所で
金を得ている。レピダスは両方にへつらい、
両方からへつらわれている。だがあの男はどちらも愛しておらず、
どちらもあの男を気にかけてはいない。
メナスシーザーとレピダスは
戦場に出ております。強大な兵力を率いて。
ポンペイどこでそれを聞いた? 偽りだ。
メナスシルヴィアスからです。
ポンペイあれは夢を見ている。私は知っている、二人はローマに一緒にいて、
アントニーを待っているのだ。だが愛のあらゆる魔力よ、
塩気の効いたクレオパトラよ、その衰えた唇を和らげよ!
妖術を美と結びつけ、情欲をその両方と結びつけよ!
あの放蕩者を宴の野に縛りつけ、
その脳を煙らせておけ。エピクロス風の料理人どもよ、
飽きの来ぬ味つけであの男の食欲を研ぎ澄ませ。
眠りと食が、あの男の名誉を先送りにするように、
レテの川のような鈍さに至るまで!
ポンペイどうした、ヴァリアス!
ヴァリアスこれから申し上げることは、まったく確かなことです。
マーク・アントニーは、今か今かとローマで
待たれております。エジプトを発ってから、
もっと遠くまで行けるだけの時が経っております。
ポンペイもっとつまらぬ話になら、
もっとよい耳を貸してやれたものを。メナス、私は思わなかった、
あの色欲の食い倒れ男が、こんな小さな戦のために
兜をかぶるとはな。あの男の兵ぶりは、
ほかの二人を合わせた倍だ。だが、こちらの評価は
いっそう高くしておこう、我らが動いたことで、
エジプトの後家の膝から、あの情欲に飽きることを知らぬ
アントニーを引き剥がせたのだからな。
メナス私には望めませぬ、
シーザーとアントニーが仲よく顔を合わせるとは。
あの男の亡き妻はシーザーに背いた行いをし、
弟はシーザーに戦を仕掛けました。もっとも私は思いますが、
アントニーが動かしたのではありますまい。
ポンペイ分からぬ、メナス、
小さな敵意が、より大きな敵意にどう道を譲るかはな。
我らが全員に立ち向かっているのでなければ、
二人が互いに角突き合わせるのは目に見えていた。
剣を抜くだけの理由なら、
十分に抱えているのだからな。だが我らへの恐れが
二人の分裂をどう固め、その小さな相違を
どう縛り合わせるかは、まだ分からぬ。
我らの神々の御心のままに! ただ我らの命がかかっている以上、
最も強い手を使うほかない。
来い、メナス。
